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【オリジナル】「東京の街」B2を描きました。

過去最大級のサイズの絵を描きました。 「東京の街」です。

B2(515×728)サイズ。 最近の描き方、木製パネルにオイルパステルで描き、その木を彫ってテクスチャを加えるという方法で描き上げました。 昔はA4サイズを描きあげるだけでアップアップでしたが 次はもっと大きいサイズに挑戦、さらに次はもう少し大きいサイズに挑戦、 というのを繰り返してだんだん大きいものを描きあげる忍耐力がついてきました。 とは言え、描き始めは終わりが見えず途方もない感覚にもなるのも確かですが。 でも自分で描いときながらなんですが、仕上がりを見てみたい、このサイズで完成させるとどうなるかが見たいと言う欲求で描いてます。 サイズ感的にはこんな感じ。

ちなみに途中経過はこんな感じ。

今回はオンラインショップ販売で原画をご購入いただいた方からご依頼のイラストでした。会社の事務所に飾る大きめの絵が欲しいとのこと。東京のビル群を描きつつ、東京タワーと六本木ヒルズをと言うご希望でした。このお声がけがなかったらこのサイズでしかも、ビル・都会というモチーフを自分で選んで書く事はなかったと思います。挑戦するきっかけを与えていただき感謝です。アップにするとこんな感じ。

都会を描きながらも寒々しい感じにはしたくなくて、色やモチーフを考えました。 最後まで空の色に迷って、一時は黄色にしようかとも思ったのですがやはり東京タワーの赤が映える水色にしました。 ここからは自分の気持ちの話になるのですが 今年の秋のUNKNOWN ASIA2019に参加してからなんだか心境の変化というか考え方が少し変わってきた自分を感じます。 今まではオイルパステルで描いた原画はただの仕上がりのイラストを作る材料の一つで、 それ自体を誰かに見せる・・やましてや売るなんて事は考えずでした。 JPEGにデータ化してSNSで発信して、お仕事をもらってそれもデータ納品がベースでそれ以下も以上も自分の中でなく、 作家よりは商業のイラストレーターとして一人前に!という気持ちしかなかった私。 ですが今回のUNKNOWN ASIA2019に参加→オンラインショップでの原画販売(期間限定)を経て なんだか気持ちに変化が。 そう!原画を見て欲しい!って気持ちが芽生えてきたのです! データ化するとやっぱり実物と色も違うし、細かな表現は画面では伝わらない!!って思うようになりました。 そして原画を前にした時に、何か感じてもらえる絵を仕上げたい!と。 これって・・・まさに・・・作家さんの言葉や意識じゃね?と・・・ こんな気持ちがが今になって芽生えてきました。 なんでもやってみないと分からないものですね。 とは言え、商業のイラストレーターとしての意識もあって、来年はその2つの制作を使い分けると言うか どちらもパワーアップしていく年にしたいと思っています。

この東京の絵の価値が上がるよう頑張ります! 改めてご依頼頂いた、Oさん!ありがとうございました! 田室

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